みんなのクレジットの評判は?本当に信頼できる業者はどこなのか

順調に成長していると思われていましたが、実はその一方で投資家を騙しソーシャルレンディングの評判をガタ落ちさせたのがみんなのクレジットです。

みんなのクレジットは、メディアにも多数取り上げられ、高い利回りやキャッシュバックキャンペーンなどで急成長を遂げました。

しかし、徐々に悪質な経営体制が明らかになり、多くの投資家から訴訟を起こされる事態となっています。

そんなみんなのクレジット、いったいどのような行為を行ったのでしょうか。

当時の投資家たちのリアルな評判を紹介しながら、みんなのクレジット事件を紹介していきたいと思います。

また、みんなのクレジットのような悪質ではなく、信頼できる業者の情報についてもご紹介していきたいと思います。

みんなのクレジット事件がどのようなものだか知りたい人、ソーシャルレンディングの信頼できる業者を知りたい人はぜひ最後まで読んでみてくださいね。

あまりにもひどいみんなのクレジット事件、このような事件があったことを知り、投資をする際の判断にぜひ役立ててくださいね。

みんなのクレジットとは



参照:https://m-credit.jp/

みんなのクレジットは、2016年にソーシャルレンディングを開始した業者です。

会社名は設立当時は株式会社みんなのクレジット、2018年3月からは株式会社スカイキャピタルに社名変更をしています。

最高14%という高い利回りのファンドや、キャッシュバックキャンペーンなどでどんどん投資家が集まり、サービス開始1年で40億円ものお金が集まりました。

定期預金とは比べ物にならない利回りを提示されたら思わず飛びついてしまいますよね。

また、みんなのクレジットを創設したのは白石伸生社長という人物で、当時は多数のメディアや経済誌に出たり、講演会を開いたりと敏腕ぶりを発揮していました。

皮肉にも、白石社長がメディアに出れば出るほど信頼度も増し投資家も集まったでしょう。

しかし、この時すでに悪質な行為を行なっていました。

平然とメディアに登場したり講演会を開いている裏では、投資家を騙していたなんて本当に悪質極まりないですね。

みんなのクレジット事件とは


みんなのクレジット事件を簡単に説明すると、投資をするという名目で投資家から集めたお金約40億円を、社長自らの借金返済に充てたりグループ会社や親会社の資金として使いこんでいました。

また、投資家へ償還する資金を他のファンドで集めた資金で行なうなど、自転車操業状態でした。

関東財務局からそれらを指摘されると、社長を交代するなど一応経営体制を立て直す素振りは見せたもののファンドの分配金も支払えなくなり、40億円の債権を1億円ほどで債権回収会社へ譲渡してしまいました。

投資家への返済は3%ほど、投資家は大損してしまうという結果になりました。

仮に100万円投資していた人がいたとして、3万円しか返ってこないことになります。

投資は損失が出るというデメリットは常に頭に入れておかなけらばいけません。

しかしみんなのクレジットの場合は実際には投資を行なっておらず、社長が自分の懐に入れていたり他の会社の運転資金として利用していました。

これは明らかに詐欺行為ですよね。

このような行ないをしていたにも関わらず、投資家への償還はたったの3%という誠意すら見せない行動に多くの投資家が怒りをあらわにしています。

投資家はインターネット上で集まり被害者の会を立ち上げ訴訟準備に入ったり、すでに訴訟を起こしている団体もあります。

民事事件として損害賠償請求をする団体もあれば、詐欺事件として刑事事件での立件を目指している団体もあります。

しかし、実際の裁判がどうなっているのかは当事者しかわからないため、裁判の進捗などはインターネット上で公開されているものを見るしかありません。

今のところ裁判が終わったなどの情報は出ていないため、現在も裁判中だと思われます。

最新情報が出たら随時ご紹介していきますね。

みんなのクレジットの評判はどうだったのか

このような悪質な行為が世の中にバレたきっかけは、サービス開始してから1年ほどだった2017年3月に関東財務局から業務停止命令が出されたことでした。

しかし、この命令が出る前は投資家は順調に投資を行なっていました。

その時の評判はどうだったのでしょうか。

実際に投資をしていた人たちの口コミをご紹介します。

やはり最初は高い利回りやキャッシュバックを喜ぶ人も多かったですね。

しかし、あまりにもうまい話すぎて怪しむ人もいました。

業務停止命令後にはさらに多くの人が疑いの声を上げています。

多くの資金を集めていた一方、高い利回りを怪しむ人も多かったんですね。

さらに債権譲渡で損失、大損が出た後には怒りをあらわにする人もいます。

このようにあまりにもうまい話を疑う人も多くいましたが、実際には1年足らずで40億円もの資金を集めています。

上手い話には裏があるとよく言いますが、みんなのクレジット事件はまさにその言葉通りだと言えますね。

信頼できる業者はどこ?


みんなのクレジットやラッキーバンクのせいで、ソーシャルレンディング自体が怪しいというイメージを持つ人が増えています。

ラッキーバンクもみんなのクレジットに匹敵するくらい悪質な行ないをしています。

ラッキーバンク事件はこちらで解説しているので読んでみてください。

しかし、ソーシャルレンディングは安全な業者で行なえば初心者でも参入しやすい投資です。

とはいえあくまで投資なので、今回の事件のように悪質な業者を選んでしまったり、貸し倒れを起こしてしまうというデメリットはあります。

ただ、株式投資やFXのように専門知識も必要ありません。

毎日の相場確認や勉強も一切必要ありません。

今回ここで紹介する業者を利用すれば、悪質な業者に引っかかってしまうというデメリットは避けられます。

初心者にも優しいソーシャルレンディング、まずはこれから紹介するのがどのような業者かをチェックしてみてくださいね。

クラウドバンク


参照:https://crowdbank.jp/

クラウドバンクは、総額550億円を集めている業者です。

太陽光、中小企業支援、米国不動産などが中心のファンドを扱っています。

実質利回り6.99%、先ほど紹介したみんなのクレジットに比べると低いと思ってしまうかもしれませんが、安全な業者でこの利回りが実現されているのはとても嬉しいですよね。

また、クラウドバンクは日本クラウド証券という証券会社が運営している業者です。

証券会社は第1種金融商品取引業者という通常のソーシャルレンディング業者よりもさらに厳しい基準をクリアしています。

コンプライアンス的にも信頼度も他の業者とは一線を画しています。

この記事を執筆している2019年5月30日までの貸し倒れ件数は0件、多くの投資家から満足の声が寄せられています。

このようにクラウドバンクは優秀であるという声が多く上がっています。

また、毎月利回り分が分配されること、少額から始められることなど投資家に嬉しい特徴があります。

クラウドバンクについてはこちらでさらに詳しく解説しています。

よかったら読んでみてくださいね。

クラウドクレジット


参照:https://crowdcredit.jp/

クラウドバンクと名前は似ていますが、全くの別会社です。

クラウドクレジットは、世界に貢献する投資をテーマとして海外の発展に向けたファンドを扱っています。

ソーシャルレンディングでよくある米国不動産はもちろん、ケニア、コロンビア、インドネシア、モンゴル、ナイジェリアなど他の業者では扱っていないような地域のファンドがずらりと並んでいます。

クラウドクレジットに出資している企業は、伊藤忠商事、第一生命、三菱UFJキャピタルなど大手企業が揃っており、その点も安心できる一因になりますよね。

海外に投資をしてみたい人、海外発展に貢献したい人などにおすすめの業者です。

クラウドクレジットについてはこちらでさらに細かく解説してあります。

気になる方、ぜひ読んでみてくださいね。

まとめ


ソーシャルレンディングは、まだ新しい投資ということもあり法整備がきっちり行われていません。

残念ながらその隙をついて悪質な行ないをする人がいます。

みんなのクレジットは当初から怪しいという評判が出ていたにも関わらず、あっという間に40億円以上を投資家から騙しとっています。

このような業者のせいで、ソーシャルレンディング全体の評判が下がってしまうのはとても残念です。

今回紹介した2つの業者で、ぜひ信頼できる投資を行なってみてはいかがでしょうか。

みんなのクレジットはこちらから

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