【2019年版】貸付投資Funds(ファンズ)の評判・口コミまとめ

結論から先に言うと、貸し付けファンドのオンラインマーケットである話題のFundsは大変期待できます!

Fundsは株式会社クラウドポートが運営をおこなう「完全マーケットプレイス型」のソーシャルレンディングで、資金を調達したい企業と投資したい個人をつなぐオンラインマーケットです。

コンセプトが新しく、ネットの物販に例えたならZOZOTOWNのように、多くの店舗の集合体のような市場をイメージするとよいでしょう。またFundsは、すでにたくさんの上場企業が募集予定先となっていることでも信頼感があります。

2019年1月23日に正式にリリースされたFundsは、募集開始からたったの十数分で8千万円をこえる全ファンドが満額成立という快挙を成し遂げました。年利1.8%のファンドが即完売した事実は、貸付投資の大きな可能性を感じる出来事と言えるでしょう。

それ以来Fundsは、他に類を見ないプラットフォームとして、注目を浴びています。この記事ではFundsについての基本的な仕組み、基本情報および現在の評判・口コミについて、できるだけわかりやすく解説します!

そもそもFundsとは一体どういうサービス?


(出典)https://funds.jp/

Fundsは今までになかった新サービスです。貸付ファンドと言って、あらかじめ利回りと運用期間が想定された金融商品となります。

具体的にどういう仕組みなのでしょうか?仕組みとファンドのリスク、そして運営会社という3つの観点から立体的に見ていきましょう。

Fundsの仕組み

この貸付ファンドという仕組みは以下の2点から定義付けされます。

● 匿名組合契約
● 出資対象事業は貸付に限定

聞きなれない言葉ができきましたね。もう少し詳しく見ていきましょう。

匿名組合契約

投資家は匿名組合契約をファンド組成企業との間で結びます。その匿名組合契約を通して、出資対象事業に出資する仕組みになっています。

(出典)https://funds.jp/guide/loan-investment

ファンド組成企業が投資家からの出資金を使って、出資対象事業を運営します。そしてその収益を投資家に分配するために使われるのが、商法535条をもとにしたこの匿名組合契約と呼ばれる契約形態なのです。

出資対象事業は貸付に限定

貸付ファンドの出資対象事業は貸付事業に限られます。ファンド組成企業は、投資家の出資金を使って借り手に貸付けをおこない、元本と利息の回収をおこないます。この貸付業務がファンドの事業であって、そこから得る収益が投資家への分配の原資になります。

(出典)https://funds.jp/guide/loan-investment

Fundsのファンドはミドルリスクミドルリターン

Fundsのファンドの一例を挙げてみましょう。

● 予定利回り(税引前):年率4.5%
● 運用期間:約12ヶ月

貸し付け投資は株式や投資信託のような相場の値動きはありません。だからチャートとにらめっこをして一喜一憂することもないし、投資金を振り込んだら運用中の手間が一切かからないのです。また、利益予想ができるから投資計画も立てやすいと言えます。

元本割れの可能性はありますが、Fundsの取り扱うファンドの予定利回りは1.5~6%(年率、税引前)なので、銀行預金や国債よりも高い水準であることは間違いありません。

ローリスク・ローリターンの国債や預金と、ハイリスク・ハイリターンの株式投資やFXなどの間をとった、リスクとリターンの度合いはミドルリスク・ミドルリターンの金融商品と言えるでしょう。

(出典)https://funds.jp/

Fundsの運営会社は?

クラウドポートは透明性が高い運営会社です。金融ノウハウを熟知した社内の人材群が厳格な審査によってファンド組成企業を選んでゆくのです。

資金の調達はFundsがおこない、その資金の運用は専門のファンド組成企業がおこなう仕組みによって、あくまでも投資家目線で運営を進められます。

(出典)https://funds.jp/
貸付ファンドは金融商品ですから、もちろん元本割れやデフォルトのリスクもありますが、少額投資が可能(1円から)なので、投資のビギナーでも気軽に始められます。予定利回りも最大6%なので、資産運用としては充分な年率です。

20歳以上の人なら、誰でもFundsの投資を始められます。運用中は「ほったらかし」でよいので、仕事で多忙なビジネスマンや育児に追われる主婦にもおすすめの投資サービスです!

Fundsのリアルな口コミを見てみよう


それではTwitterに投稿された、Fundsに対するリアルな声を紹介します。

この人のような、着実な投資をするタイプの投資家がおすすめしているので、信頼できそうですね!

なんとホリエモンこと堀江貴文氏はとしては投資家サイドではなく、ロケット事業の資金需要者としての目線で発言していますね!

当然ながら、過去にクラウドファンディングで苦い経験もしている人からは、このような慎重も意見が出ているのでしょう。

やっぱりスキームやコンセプトの新しさを評価する人は多いようです。

ミドルリスクながら分散投資でさらなるリスク低減を考える人にとって、分かりやすいグラフが提供されるのですね!

このようにおおむね好評価ではあっても慎重派の人も多く、これからの実際の運用実績の行方に注目が集まるところです。

検証!Fundsのメリット


Fundsというものを、そのメリットとデメリットという観点で客観的に見てみましょう。

まずはFundsのメリットと思われるものを挙げてみます。

① 運用中の手間がかからない
② ファンド組成企業には上場企業も
③ 最低1円からの少額投資が可能で手数料も一切かからない
④ ファンド・借り手企業の厳正な審査

各項目を少し詳しく見ていきましょう。

メリット① 運用中の手間がかからない

そもそも投資と名の付くものは、市場の暴落や株価の変動等の要因で相場が値動きした場合に、影響を受けて損失が発生する可能性を持っているものです。一方、Fundsの投資案件は、市場の値動きによって利ざやを稼ぐタイプの投資ではありません。

貸付投資には株式や投資信託のような、相場の値動きはないのです。一旦投資をおこなえば、チャートとにらめっこをして一喜一憂することもなく、あとは運用期間が終わるまで待つだけです。すなわち、運用中の手間が一切かからないのです。


(出典)https://funds.jp/
順当にいけばそれで想定利回り分の利益を享受できる仕組みであり、利益予想ができるから投資計画も立てやすいと言えます。

市場の暴落の影響による損失リスクを被ることは、基本的にはありません。あるとすれば、市場の変動によって借り手企業の業績が悪化して返済が滞るケースです。とはいえ、それはどんな投資でもあり得るリスクと考えればよいでしょう。

そういう例外的なケース以外は分配を期待できるので、他の投資と比較すれば、トータル的に低リスクだと言えるのです。

メリット② ファンド組成企業には上場企業も

Fundsは一般的なソーシャルレンディングよりも、投資先の素性が明らかになっています。この貸付スキームのメリットは、信頼できる企業がバックに付いていて、万一デフォルトが発生した場合に、親会社(ファンド組成企業)がその返済を肩代わりするという点です。

ファンド組成企業には上場企業も参加しているので、社会的にも信頼ができます。デフォルト以外にも事業の失敗で発生した損失も関係会社が負担するので、リスクを避けながら資産を運用できるのです。

メリット③ 最低1円からの少額投資が可能で手数料も一切かからない

投資というものの一般的なイメージでは少なくとも数万円からで、数十万円や数百万円さえ当たり前のように思われがちであり、金額的に敷居が高い感じが漂っています。


(出典)https://funds.jp/

ところがFundsでは、なんと1円からでも投資ができます。スマホ上でファンドごとに出資金額を決められるので、元手が少ない方でも気軽に安心して始めることが可能です。

さらにFundsでは以下の通り、手数料がまったくかかりません。

● 口座開設費:無料
● 口座維持費:無料
● 出金手数料:無料

多くの資産運用サービスは出金に手数料が掛かるケースが多く、そうなるとせっかくのリターンの一部が手数料によって消失してしまう場合もあります。案外盲点かも知れませんが、バカにならないのが手数料です。Fundsなら安心して利用できますね。

このように、極めて少額からでもスタートできて、手数料もかからないFundsは初心者に優しい投資です。

※入金手数料については銀行に払うべき振込手数料のみの負担となります。

メリット④ ファンド・借り手企業の厳正な審査

加えて、Fundsでは投資先となるファンド組成企業や借り手企業に対して、多岐にわたる審査項目で厳正に見極めています。

審査されるのは、おおむね以下のような事柄です。

● ベンチャーキャピタルと投資契約締結をしているか
● 財務状況が健全であるか
● 監査法人等との監査契約締結をしているか
● 貸付サービス参入のために必要な許認可の取得ができているか
● 投資の対象として信頼できるか
● 経営陣の業界経験

上記の観点で集められた資料をもとにして、専門家陣が審査をおこないます。そのように厳選されたファンドや手企業だけが、資金調達者を募ることができる仕組みなのです。

Fundsのデメリットとは?


次にFundsのデメリットを挙げて、それに対しての補足を記しておきます。

デメリット①借り手情報が非公開のケースがある

投資家としてはできる限り情報が欲しい部分ではありますが、これは貸金業法に則っているので仕方ありません。

デメリット② 途中解約は基本的に不可能

投資が始まってしまったら、運用期間が終わるまでは基本的に解約はできません。しかし8週間以内ならクーリングオフが可能なので、はやまったと感じる人は8日以内に手続きをしましょう。

デメリット③遅延のリスク

投資先の企業が順調に言っている場合は規定通りに配当がもらえますが、芳しくない場合は遅延するケースもありえます。投資はあくまで余剰資金の範囲でおこなうことで、リスク回避をしましょう。

デメリット④デフォルトのリスク

これはあらかじめ、ファンドの財務分析をシビアに見極めるしかありません。それでも遭遇することもあるでしょう。それを見越して細かく分散した投資によって、一つがデフォルトになっても、他のファンドで吸収できるスタンスを確立しておくのが賢明です。

運営企業クラウドポートとはどんな企業?


Fundsの運営どのような企業がおこなっているのでしょうか?

2016年11月に設立された株式会社クラウドポートです。この企業は第二種金融商品取引業に登録し、第二種金融商品取引業協会にも加入しています。

同社はソーシャルレンディング業界の著名なメディア「クラウドポート」「クラウドポートニュース」を運営している信頼できる企業です。

代表取締役の藤田雄一郎氏の経歴は早稲田大学商学部卒業後、株式会社サイバーエージェントに入社し、2007年にマーケティング支援事業をおこなう企業を創業します。それを2012年上場企業に売却し、2013年「クラウドバンク」のサービス立ち上げに参画しています。

2016年11月に株式会社クラウドポートを創業しました。みずほキャピタル株式会社やAG キャピタル株式会社、B Dash Ventures株式会社などが資本参加していて、社内には金融のエキスパートや弁護士が複数名在籍しています。

また、社内には関東財務局の設立メンバー、大和証券出身の弁護士、証券会社の重要ポストを務めた人もいます。このように経験豊富なメンバーが多く在籍しており、CEOの経歴も充分信頼に足るのではないでしょうか。運営企業として信頼性は高いと言えるでしょう。

まとめ


2019年1月に開始された注目のサービスFundsにフォーカスして、実像が浮かぶように評判やメリット、デメリットや運用企業についてまとめました。情報からすれば信頼に足る企業であり、資本参加している企業も一流どころです。

ミドルリスクですが、分散投資などでリスクを低減しながら投資すれば、確実にミドルリターンを期待できるサービスです。Fundsへの投資を検討している人は、この記事の情報を参考にして、確信が得られたならぜひ始めてみましょう!
 
Fundsの詳しい説明はこちらから

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