ソーシャルレンディング

ソーシャルレンディング投資とロボアドバイザー投資を比較!どっちがおすすめ?

最近注目を浴びるようになった投資方法に、ソーシャルレンディング投資とロボアドバイザー投資があります。どちらも「ほったらかし投資」ができると言われており投資初心者に向いていますが、何が違うのか分からないと選びにくいですよね。

そこで、この記事ではソーシャルレンディング投資とロボアドバイザー投資の

  • それぞれの特徴
  • 2つの違い
  • それぞれの投資に向いている人

を紹介します。

ソーシャルレンディング投資の特徴


ソーシャルレンディング投資では、ソーシャルレンディング事業者がインターネット上で投資家からお金を集め、お金を借りたい企業に融資します。お金を借りた企業はソーシャルレンディング事業者に元本とあわせて利息も返済しますが、この利息の一部が投資家の利益になります。

ソーシャルレンディング投資は、一度案件を選んで投資すれば満期になるまでは何もする必要がなく、投資金額に応じて毎月分配金がもらえます(OwnersBookのような、分配金が毎月ではない事業者もあります)。

そのため、投資初心者でも玄人でも結果に差が出にくいというメリットがあります。

しかし当然リスクも存在し、貸し倒れ(デフォルト)が起こると最悪の場合元本の大半が戻ってこないこともあります。ソーシャルレンディング投資では集中投資はリスクが高いため、分散投資を心がける必要があります。

ロボアドバイザー投資の特徴


ロボアドバイザー投資(通称ロボアド)は、インターネット上で人工知能AIが投資アドバイスや投資診断などを行ったり、運用を代行したりするサービスです。

利用者が最初にいくつかの質問に答えることで、それぞれの人に最適なものを提案してくれます。

ロボアドバイザーは次の2つに分けられます。

  • AIが投資家に資産運用のアドバイスなどを行う「助言タイプ」
  • AIに運用まですべて任せる「投資一任タイプ」

助言タイプはAIがアドバイスだけを行うもので、運用自体は自分で行います。そのため投資初心者にはあまりおすすめしませんが、判断材料をもらいつつ自分の頭で考えて投資をしたいという人には向いています。

投資一任タイプは運用まですべて任せるので投資信託に似ています。ただし、投資信託は人間が行うのに対し、ロボアドバイザーではAIが行います。そのため、感情に左右されることもなくなります。

投資一任タイプなら投資先を選ぶ必要もないので、忙しくて時間がない人や投資初心者の人に向いています。しかし投資なので、運用が失敗すれば利益どころか損失が出ることもありますよ。

この記事でこれからお話しするロボアドバイザー投資は、「投資一任タイプ」です。

ソーシャルレンディング投資とロボアドバイザー投資の違い


ソーシャルレンディング投資とロボアドバイザー投資の大まかな違いは、以下のようになります。

  ソーシャルレンディング投資 ロボアドバイザー投資
運用期間 あらかじめ期間が決まっている 期間は決められていない
最低投資金額 1万円から(Fundsなら1円~) 1万円か10万円の場合が多い
コスト 出金手数料がかかる場合がある 運用手数料が年1%前後
平均利回り 5~6% 2~16%(リスク許容度に応じて変化)
向いている人 投資先を自分で選べる人 長期の資産運用がしたい人

それぞれの項目について、これから詳しく解説します。

運用期間

ソーシャルレンディング投資では、運用期間を自分で自由に選べます。

一方、ロボアドバイザー投資ではソーシャルレンディング投資のように運用期間は決められていません。

最低投資金額

主なロボアドバイザーの最低投資金額は、以下のようになっています。

ロボアドバイザー投資の名称 最低投資金額
ウェルスナビ 10万円
THEO 1万円
楽ラップ 10万円
マネラップ 1,000円

ロボアドバイザー投資では、最低投資金額は1万円または10万円としているところが多いです。

一方、ソーシャルレンディング投資では最低投資金額を1万円としている事業者が多いです。しかし、Fundsという事業者では1円から1円単位で投資することができます。

コスト

ロボアドバイザー投資では、助言型は無料で使える場合がほとんどですが、運用まで任せると預けた資産に対して年1%前後の運用手数料が取られるようになっています。ロボアドバイザー会社によっては運用期間や運用金額に応じて割引が適用され、運用手数料が引き下げられることもあります。

また、売買手数料や出金手数料などの手数料を無料にしているロボアドバイザー会社は多いですが、投資口座に入金する際の振り込み手数料は基本的に投資家負担です。

投資口座に入金する際は、ネット銀行の振り込み手数料無料サービスなどを活用すれば振り込み手数料を無料にできますよ。

一方、ソーシャルレンディング投資では、以下のような手数料はかかりません。

  • 口座開設手数料
  • 口座維持手数料
  • 購入手数料
  • 運用手数料

しかし出金手数料がかかる場合があります。そしてソーシャルレンディング投資でも、投資口座に入金する際の振込み手数料はロボアドバイザー投資と変わらず、基本的に投資家負担となります。

一見するとソーシャルレンディング投資では手数料がほとんど取られていないように見えますが、ソーシャルレンディング事業者はどうやって収益を得ているのでしょうか?

ソーシャルレンディング投資ではソーシャルレンディング事業者が投資家からお金を集めて、お金を借りたい企業に融資します。お金を借りた企業は事業者に元本と利息を返済しますが、事業者は利息の一部を営業者報酬として取り、残りを投資家に分配しているので間接的に手数料は徴収されています。

利回り

ソーシャルレンディングの利回りは平均5~6%で、低いと2%ですが高いと10%を超えます。

一方、ロボアドバイザー投資では、2~16%とリスク許容度に応じて変化します。リスク許容度とは、「どれくらいの損失までなら許容できるか」です。多少リスクがあっても大きなリターンがほしい人ならリスク許容度は高めに、リスクをできるだけ抑えたい人はリスク許容度を低めに設定します。

ソーシャルレンディング投資とロボアドバイザー投資にそれぞれ向いている人

以下のような人は、ソーシャルレンディング投資に向いています。

  • 忙しくて時間に余裕がない人
  • 投資初心者
  • 投資する案件を自分で選べる人

ソーシャルレンディング投資では、一度投資すると満期になるまで何もする必要はありませんが、自分で案件を選ぶ必要があります。利回りの高さだけで選ぶのではなく、貸し倒れの可能性の少ない堅実な案件を選べる人はソーシャルレンディング投資に向いています。

一方、ロボアドバイザー投資は長期的な資産運用を考えている人におすすめです。また年1%前後の手数料がかかりますが、以下のような人にも向いています。

  • 忙しくて時間に余裕がない人
  • 投資初心者
  • 投資の成績で一喜一憂したくない人

ロボアドバイザー投資では、ソーシャルレンディング投資と違って自分で投資先を選ぶ必要がないので、運用すべてを任せたい人に向いています。

まとめ


ソーシャルレンディング投資は、あらかじめ利回りと運用期間が決められているので投資の計画が立てやすく、手数料はほとんどかかりません。しかしリスクは当然存在し、リスクの低い堅実な案件を自分で選ぶ必要があります。

一方、ロボアドバイザー投資では年1%前後の手数料はかかりますが、運用すべてを任せることができます。リスク許容度に応じて利回りは変化しますが、長期運用が効果的です。

そのため「長期的に資産運用したい」、「投資先を自分で選ぶ時間がない」という人にはロボアドバイザー投資がおすすめです。自分で案件を選ぶ余裕があり、まずは短期間のほったらかし投資がしたいと考えるならソーシャルレンディング投資をおすすめします。

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