ソーシャルレンディング

ソーシャルレンディングの利回りの相場は?事業者10社の利回りと特徴を比較!

利回りが高い上に、初心者でも簡単に始められることが魅力のソーシャルレンディング。しかし、ソーシャルレンディング事業者によって利回りは大きく異なります。

ソーシャルレンディングに投資するなら、

  • 相場はどれくらい?
  • 利回りが高い事業者は?

などを知っておきたいですよね。

そこでこの記事では、ソーシャルレンディング事業者8社の利回りを比較して相場を調べてみました。各事業者の特徴も紹介しているので参考にしてくださいね。

ソーシャルレンディングの利回りの相場は5~6%


まずソーシャルレンディング事業者8社の利回りは、以下のようになります。

ソーシャルレンディング事業者の名称 運用利回り
SBIソーシャルレンディング 3~10%
クラウドバンク 6.99%(実績平均)
OwnersBook 2.5~5%
Funds 3%前後
クラウドクレジット 4~12%
クラウドリアリティ 4.5~10%
ポケットファンディング 2.5~5.3%
LENDEX 6~11%

各社によって運用利回りにバラつきがありますが低くても2%、高いと12%です。平均では5~6%ほどになりますね。

金利が高いネット銀行などに預けても金利は0.1%ほどしかないので、銀行に預けておくよりも資産を増やすことができます。また、株やFXは知識が必要ですし、ハイリスク・ハイリターンです。一方、ソーシャルレンディングはミドルリスク・ミドルリターンと言われており、一度投資すれば満期になるのを待つだけなので、投資初心者にも向いています。

しかし、ソーシャルレンディングにはリスクが当然存在しますし、利回りが高いほどリスクは高くなります。そして、利回りだけでなく、事業者が信頼できるかという点も重要です。

ここからは、各事業者の特徴を紹介していきます。

SBIソーシャルレンディング

SBIソーシャルレンディングは、SBI証券や住信SBIネット銀行などの金融サービスを展開する金融大手SBIグループが運営しています。利回りは少し低めですが、大手が運営している安心感もあり、ソーシャルレンディング業界では最大手と言われています。

SBIソーシャルレンディングの案件では主に、以下のような事業者への貸し付けを行っています。

  • 不動産ディベロッパーズ(不動産を取得し、開発等を行う事業者)
  • 太陽光発電事業者
  • 不動産担保ローン事業者(不動産を担保にローン事業を営む事業者)

また、不定期ではなく常時募集されているファンドもあるので好きなタイミングで投資を申し込むこともできます。

1万円から投資可能で、運用期間は8~36か月です。

クラウドバンク

クラウドバンクは、日本クラウド証券が運営しています。実質平均利回りは6.99%と比較的高めで、運用期間は4~8か月なので「運用期間が短い&利回りが高い」というメリットがあります。

クラウドバンクの案件には、主に以下のようなものがあります。

  • 再生可能エネルギー発電ファンド(太陽光発電やバイオマス発電)
  • 中小企業支援型ローンファンド
  • 米ドル建カリフォルニア不動産ローンファンド

クラウドバンクには日本円で投資できるファンドと、米ドルで投資し米ドルで分配金を受け取る米ドル建のファンドがあります(投資と両替を同時に申請可能なので米ドル残高がなくても投資は可能)。

1万円から投資できるので、ソーシャルレンディングへの投資が初めての人にも向いています。また、2019年6月時点で「融資元本回収率が100%」と元本割れしていないことも大きなメリットですね。

OwnersBook(オーナーズブック)

OwnersBookは、上場企業ロードスターキャピタル株式会社が運営しているため、信頼性が高いことで人気があります。ソーシャルレンディング事業者はベンチャー企業なども多いので、事業者自体の倒産リスクがあるからです。

OwnersBookは不動産に特化したソーシャルレンディング事業者で、不動産のプロが厳選した案件だけを取り扱っています。そして、全案件に不動産の担保が付いているのでリスクを抑えることができます。

1万円から投資可能で、運用期間は13~37か月のものが多いですが、中には62か月と期間が長い案件もあります。

Funds(ファンズ)

Fundsはこれまでにない仕組みを採用していることが特徴の事業者です。

まず、Fundsで資金調達できるのは上場企業だけと限定されており、上場企業であってもFundsの審査をクリアしないとFundsで資金調達することはできません。

そして、Fundsでは「ファンドの組成企業」と「借り手企業」は同じ上場企業グループに属していることが大きな特徴です。

これまでほかのソーシャルレンディング事業者では、投資家からお金を集めることとファンドを組成して企業に貸し付けることは同じ事業者または事業者の関連会社がやっていました。しかし、Fundsは投資家からお金を集めることだけに力を入れ、ファンドの組成はその道のプロであるほかの企業に任せています。

そして、「ファンドの組成企業」と「借り手企業」を同じ上場企業グループに限定することで、その企業グループ内で貸し付けと返済が行われます。そのため返済される可能性は高くなり、ほかの事業者より貸し倒れのリスクを低くすることができる仕組みになっています。

小額投資ができるほかの事業者では1万円からとなっているのですが、Fundsでは1円から1円単位で投資できるので、初心者にもおすすめです。また、スマホだけで投資できる点もメリットですね。

クラウドクレジット

クラウドクレジットは、新興国を中心とした海外への投資案件(ペルーやカメルーン、イタリアなど)に特化した事業者です。利回りは平均で8%ほどと高いのが特徴です。

しかし、海外への投資なので、投資先の国の政治・経済の状況が変わるリスクや、為替変動の影響を受けてマイナスになるリスクもあります。

ただ、伊藤忠商事や第一生命などが出資企業に名を連ねているので、大きなリターンが期待できると考えられていると言えますね。

クラウドリアリティ

クラウドリアリティは不動産に特化した事業者で、国内と海外から投資先を選ぶことができます。分配金だけでなく、出資金額が一定額以上だと出資者特典がもらえる案件もあります。

1口当たりの出資額は5万円とされることが多いですが、最低出資口数が決められているので、最低口数が3口なら最低15万円からの投資となるため、ほかの事業者に比べると少しハードルが高いかもしれません。

運用期間は12~36か月のものが多いですが、中には60か月という長期間のファンドもあります。

ポケットファンディング

ポケットファンディングは沖縄発のソーシャルレンディング事業者で、沖縄の不動産案件が中心となっていることが特徴です。全案件で不動産担保が付いています。

大手に比べると規模は小さめですが、1万円から投資できること、すべての案件で目標利回り4%以上としていること、運用期間は12か月の案件が中心ですが6か月と短い案件もあることなどから人気があります。

ポケットファンディングの案件では、以下のような事業者に融資しています。

  • 不動産事業者
  • 農作物生産業者

LENDEX(レンデックス)

LENDEXは不動産に特化しているソーシャルレンディング事業者です。

ほとんどの案件には担保が設定されており、運用期間1年以内の短期の案件が中心です。運用期間が短い案件は、長い案件に比べるとリスクが減らせますよ。

担保がついている場合、抵当権が「第一順位」の案件と抵当権が「第二順位」の案件があります。同じ担保に複数の抵当権がついている場合、抵当権の順位は基本的に債権の回収の順番です。

ソーシャルレンディングでお金を借りた企業が返済できず、担保を売却してお金を回収する場合、担保の売却金額からまずお金を回収できるのは第一順位の抵当権者です。残りを第二順位の抵当権者が回収するので、場合によってはお金を回収できないこともあります。

そのため、担保がついている場合は抵当権が「第一順位」の案件を選ぶといいですよ。

最低投資金額は2万円からで、利回りは6~11%と高めなのが大きなメリットですね。

まとめ


ソーシャルレンディング事業者の利回りは平均5~6%ですが、低いと2%、高いと12%です。利回りが高いと分配金が増えるので魅力的に見えますが、リスクも高くなるので注意が必要です。

そのため、利回りの高さも重要ですが、事業者を信用できるのかという点も考慮に入れて選ぶようにしてくださいね。

本ページの内容は掲載時点での情報であり、最新情報は必ず各公式サイトにてご確認をお願いいたします。