不動産投資

サラリーマンでも不動産投資ができるの?メリットやリスクについて徹底解説!

「今の給料じゃ将来不安だな」「もうちょっと収入を増やせれば生活が楽になるのにな」と思っているサラリーマンも多いのではないでしょうか?

こんな時に活用できるのが、「不動産投資」です。

不動産投資は、忙しいサラリーマンでも行うことができる投資商品です。今回、サラリーマンが安心して不動産投資をはじめられるように、今回の記事では、

  • 不動産投資のメリットやリスク
  • サラリーマンでも融資が受けられるのか
  • 不動産投資をはじめるにあたり、居住用の住宅を購入する際に与える影響

についてお話していきます。

この記事で一緒に不動産投資について学んでいきましょう!

サラリーマンでも不動産投資をはじめられるの?


不動産投資と聞くと、多額の資金が必要で、失敗したら借金まみれになるのではないかなど不安に思う方も多いでしょう。

特に、サラリーマンは、日頃は本業でバリバリ仕事をするわけですから、不動産投資に費やす時間なんて確保できないとますます足を踏み入れることができません。

しかし、サラリーマンだからこそその特色を活かし、不動産投資をはじめることができるんです。

まずは、サラリーマンならではの不動産投資のメリットについてお話しましょう!

サラリーマンだからこそ銀行の融資は有利に!

不動産投資を行うには、マンションや戸建、オフィスビルなどの不動産がないと始めることができません。

この不動産を購入するには多額の資金が必要になるのですが、資金の調達のためほとんどの方が、金融機関の融資を受けることになります。

しかし、融資は金融機関の審査があり、返済能力がある人ではないと、融資額が少なくなったり、受けることができません。

自営業の方は、多く収入を得ているイメージがあるので、当然融資は受けられるだろうと思いがちですが、収入が不安定のため、審査は厳しくなります。

一方、サラリーマンは安定した給与所得があることで、融資が受けやすくなっています。

融資を受けるとなると、サラリーマンは有利であるといえるでしょう。

本業+不動産投資で収入がUP

次のメリットは、なんといっても収入がUPすることです。

サラリーマンでの本業の給料は、会社にもよりますが、役職が上がったり、勤務年数が長ければ長いほど増えていく傾向となっています。

しかし、増えるとはいっても大幅に増えることは期待できず、資産形成ができるまでにはいきません。

もし、不動産投資を行うと家賃収入が得られるので、本業の給料+不動産投資の家賃収入で、収入UP効果が発揮されます。

不動産投資をはじめたばかりの時は、ローンの返済や税金などの支出が多いため、家賃収入はまだまだ少ないです。

しかし、ある程度時間が経ち軌道に乗り出すと、家賃収入が安定し、ローンの返済も減っていくので、全体的な収入も増えてきます。

収入がUPすると、子どもの教育費や老後の生活資金に充てたりすることもできるので、資産形成に活用したい投資商品ですね!

不動産投資のリスクについて


不動産投資にはリスクはつきものです。リスクがあるならやめておこうかなと思ってしまいますが、事前にリスクを把握し、対策を練れば、怖いものではありません。

ここからは、不動産投資のリスクについてお話します。

金利が上昇すると、ローンの返済額が増えてしまうかも!

金利に関するリスクは、金融機関にて融資を受けている場合に注意が必要となります。

今の日本は、マイナス金利政策の影響で低金利時代となっていて、投資用ローン金利も2~5%前後と低い水準で推移しています。

りそな銀行では、固定金利が約3%、変動金利が1~2%となっています。

ローンの種類には上記で少し触れましたが、借入期間の一定期間(3年・5年など)の金利が固定されている「固定金利」と、借入期間中、金利が変動する「変動金利」の2種類があります。

今の低金利をずっと維持できれば、影響はほとんどありませんが、もし、今後、日本の低金利時代が終わり、金利がどんどん上がってしまうと、ローンの金利も上がってしまいます。

固定金利であれば期間が終わるまでは、契約当初の金利が適用されます。

しかし、変動金利の場合は、金利が上がってしまうと、ローンの金利も同じように上がってしまうので、返済する利息が増え、トータルの返済額が増えてしまいます。
変動金利で融資を受ける場合には、将来、金利が上がってしまうことも想定しておく必要があります。

空室リスク対策はしっかり行おう!

不動産投資で怖いのは、空室ですよね。

空室が出てしまうと、その分家賃収入が減ってしまいます。

サラリーマンをしているのであれば、不動産投資の収入が減ったとしても本業の給料はあるので、さほど心配する必要はないかもしれません。

しかし、不動産投資の収入があるからと、その収入をあてにして不動産投資を行う以前よりも、旅行に行ったり、服を買ったりなど浪費家になってしまっていると、いざ、不動産投資の収入がなくなると、余裕資金がなく生活に支障が出てしまう可能性があります。

不動産投資の収入は臨時収入であり、普段の生活資金は、本業の給料でやりくりするようにしていれば、空室で不動産投資の収入が減ったとしても困ることはありません。

空室になった時には、不動産投資の収入が減ってしまうことを頭に入れておいて、空室を発生させないようにするための対策を考える必要があります。

将来、マイホームの購入を考えている方は融資に要注意!

最後にお伝えするのが、融資に関するリスクです。

子どもをお持ちのサラリーマンの場合、ゆくゆくはマイホームを購入しようかなとお考えの方がいらっしゃると思います。

ここで注意しておきたいのが、マイホームを購入する前に融資を利用して不動産投資用の物件を購入している場合です。

融資は、言い換えると借金をしているとも捉えることができます。

マイホームを購入する際に、融資を受けようと申込みをするとあらたに審査を受けることになります。

不動産投資用の物件の購入で融資を受けていると、金融機関は、まだローンの返済が残っているのにさらに融資を受けて返済が可能なのかと、審査基準が厳しくなります。

審査が通ったとしても現在のローンが考慮され、融資額が少なくなってしまい、マイホームを購入できなくなる可能性があります。

もし、将来的にマイホームの購入を検討しているのであれば、不動産投資用の物件を購入する際に、融資額を少なくしたり先にマイホームを購入するなど、対策を練る必要があります。

まとめ


不動産投資をすることによって今よりも収入がUPすれば、心にゆとりができるだけではなく、子どもの教育資金など資産形成にも役立ちます。

しかし、不動産投資をする前に、しっかりと不動産投資にはどんなメリットがあるのか、そしてどんなリスクがあるのかを勉強しておかないと、失敗してしまう可能性があります。

将来、どんなペースで利益をあげていきたいのか、不動産投資の収入は何に使うのか、融資を受けるのであれば返済計画をしっかりと立てて、不動産投資を成功させましょう!

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