新型コロナウイルスの影響で多くの方が「仕事が減った」「クライアントから仕事の打ち切りを連絡された」という事態に陥っているかもしれません。
そこで国は「事業持続給付金」というお金を中小企業や個人事業主に支給する制度を開始しました。
でも、この持続給付金。どうやって申請すればいいのかわからないという方も多いそう。
そこで個人事業主の執筆者本人が、実際に申請を行ってみました。
具体的にどうやって申請すればいいのかわからない、という方は是非参考にされてください。
事前に用意する書類
まず事前に以下の書類を用意しておきましょう
- 本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードをスキャンしたりスマホで撮影したもの)
- 銀行口座の通帳のスキャンや撮影画像
- 2019年度の確定申告書類
- 2020年と2019年の同じ月を比較して売上が減ったことを示す売上台帳
売上台帳に関しては会計ソフトを出力したものや、個人で記載している帳票、売上管理用エクセルのシートなど任意のものでよいということです。

申請の手順
1.まず持続化給付金サイト(https://www.jizokuka-kyufu.jp/)にアクセスします。
そして下部にある申請するボタンをクリックしてください。
2.入力画面に映ると、メールアドレス・アカウント・パスワードの入力を要求されるので、入力します。

3.そうすると自分のメールアドレスに、以下のようなメールが送られてくるので、URLをクリックしてサイトに飛びましょう。

4.ID・パスワードを入力してログイン
IDはメールアドレス、パスワードは自身で設定したものです。
5.自己宣誓のチェックボックスをよく読み、クリックしてチェックを入れましょう。
6.住所・氏名など基本の情報を入れる
業種、設立年月日。代表者氏名住所などを入力する。場合は個人事業主の人間は自分の情報だけを入力すればよいです。

7.特殊適用が特にない場合は一番上の一般的な申請方法にチェックを入れる。
(2019年普通に確定申告をした個人事業主の方の場合)
白色申告をした方や、2019年に開業したばかりの方の場合またチェックを入れる項目が違ってきます。

8.売り上げを入力する。
年間事業収入(A)…2019年度の年間事業収入を確定申告の申告書から転記
売り上げ減少の対象月…売り上げが減少した対象月(2020年)を選択
月間事業収入(B)…対象月(2020年)の売り上げを入力
売り上げ減少の対象月の前年度売上額…前年度(2019年)の同月の売上額を入力
自動計算で支給金額が算出されます。

個人事業主の方で
2020年4月の売上が10万円、2019年4月の売上が20万円だった場合、
差額は20-10=10万円です。
10万円減少していれば、
10万×12=120万となり、上限の100万円を受け取れます。
9.入金を希望する口座を選択する。
10.次は事業持続給付金を振り込んでもらうための口座情報を入力します。
11.前ページで記入した口座の情報を画像としてアップロードする。
(通帳のコピー、ネットバンクのトップページのスクリーンショットなど)
これでOKです。
12.添付書類を画像化しアップロードする。
最後に必要な書類をまとめてアップロードします。
- 青色もしくは白色申告書第一表
- 売上減少月の台帳
- 本人確認書類(裏表)
- 確定申告書の控えに受領印がない場合は納税証明書もしくはe-taxの受信通知を添付する
ちなみに私は売上減少付きの台帳として、報酬をいつも振り込んでもらっているネットバンクの口座のキャプチャ画像を添付しました。

13.申請完了。
ここに申請番号も表示されます。
私は5月3日に申請し、30万番台でした。
これで申請は完了です。
書類をきちんと用意しておけば、15分もあれば申請は完了します。
サイトによれば約2週間で給付金が口座に振りこまれるとのこと。
この申請を行ったのが、5月3日ですから、5月17日前後にはお金が入ってくるはずです。
その結果も随時お伝えしますので、ぜひご確認ください。
本ページの内容は掲載時点での情報であり、最新情報は必ず各公式サイトにてご確認をお願いいたします。