ソーシャルレンディング

今話題のクラウドクレジットの杉山智行社長とは一体どんな人?経歴は?

現在投資家の間だけでなく、いろいろなメディアでも話題になっているソーシャルレンディングの中でも、新興国向けが中心の「社会インパクト投資」を標榜するクラウドクレジットに勢いと将来性を感じます!

そして自らもYouTubeやブログ等を通じての情報発信に余念がない、時の人とも言えるクラウドクレジットの社長は杉山智行さんとはどんな人なのでしょうか?

杉山智行社長は2005年に東京大学法学部を卒業して大和証券に入り、金融に懸ける人生をスタートしました。

この記事では彼の学歴や経歴だけでは知ることができない、投資で社会を動かす仕組みをつくろうという壮大な野望を持つに至った生い立ちと人となり、そして彼の哲学に迫ってみます。

クラウドクレジットの投資を検討する人にとって、杉山智行社長を知ることは判断の材料になると思いますので、参考にしてくださいね!

杉山社長の少年時代

杉山社長の出身地は愛媛県の松山市です。小学校時代は陽気な子供で冗談が大好きだったようで、周囲を笑顔にさせるような少年でした。

有名な道後温泉の近くに住んでいて、両親がともに公務員でなおかつ教育者という家庭に育ちました。父親が大学で哲学を教え、母親が留学生に日本語を教えていたのです。学ぶことにアレルギーを持たない環境で育ったのですね。

中学校では、野球が大人気だった時代ですが、卓球男子だったのです。卓球は現在のように盛り上がりのない時代でした。

中高一貫の男子校である愛光高校に、高校1年から入学しました。当時得意だったのは世界史と物理で、この頃から世界や経済の動向に興味があったのです!

杉山社長の青年時代

杉山青年は就職活動の時期になって、最初の内は意外にも防衛大学への進学を希望していたそうです。人のためになることをしたいと思っていた杉山青年は、日本の防衛に思うところがあったようですね。

しかし校長先生に説得されて、東大法学部に入学したのです。今では進路を変更して良かったと述懐しています。

高校までは地方の住人だったので、大学で東京に出てきて、同じ学生でも都会育ちと地方出身の大きい違いにびっくりしたようです。

とりわけ、勉強に関しては地方組にとって当然生活の中心であるのに、都会組は趣味や遊びがある生活の中にある、あくまでひとつのオプションであるように感じたそうです。

感化された杉山青年は、勉強はしつつも大学2年の頃まではしっかり遊んで、学生生活を楽しんでいて、音楽サークルにも入ってフルートを吹いていたとのことです。

人生を変える一書との出会い!

大学2年生の時にたまたま読んだロジャー・ローウェンスタイン著「天才たちの誤算―ドキュメントLTCM破綻」という本が杉山青年の人生を変えました。

理論を駆使し、マーケットのアップダウンに関係なく利益を追求するヘッジファンドに感銘を受けたのです。そこから杉山青年は、金融や投資というものへの興味と探求心を持ち始めます。

しかし彼の学んでいる学部は法学部であり、理数系ではなかったので、デリバティブやクオンツというような高度な数学、金融工学などを駆使する業務に就くことができるのかが分かりませんでした。

迷った末に、とにかく数学系の資格を持つ方がよいと感じて、大学3年時にアメリカのアクチュアリー(保険数理士)の勉強に励みました。8次ぐらいまである試験の1次、2次という初等レベルですが、何とか取得します。

大和証券時代の杉山社長

金融の道を進もうとしていた杉山社長は、大和証券のインターンシップに参加し、クオンツ部門のインターンを経験しました。その後に内定を勝ち取ります。

就職活動が終わっても金融工学への学習意欲を抑えきれず、前述の「天才たちの誤算」に出てくる米国のヘッジファンドLTCMで働いた経験のある教授のゼミに所属し、リアルな金融工学を学んだ経験がその後生かされることになります。

そして大和証券に入社後、初めの2年間はデリバティブ部門を希望して、契約書作成などのいわゆるドキュメンテーション業務に就いていました。

24歳で人生の転機が訪れる!

転機が訪れたのは3年目のことです。社内に債券部門のヘッジファンドを立ち上げるという話があり、すかさずチャンスだと思った杉山社長は迷わず名乗りを挙げて、立ち上げから経験することができました。

杉山社長は弱冠24歳にして、ずばり自分自身がやりたかったことを実現できて、最高に充実した日々を送れたのです。

一方で、杉山社長は、自分自身がデリバティブのドキュメンテーション業務から入って、お金を実際に扱う間も無くヘッジファンドを経験してきた者として、顧客とのリアルなお金のやりとりを経験できていないことに弱さを感じました。

お金のリアリティを体験するために転職!?

将来のために実際のお金の動きを経験したいと思った杉山社長は2008年、イギリスロイズTSB銀行東京支店に転職します。そして同社の資金部長・子会社の日本代表兼運用責任者としての仕事をします。

海外送金業に従事する中で、「実需」の重要性を強く感じるようになります。海外送金という具体的な需要と業務が伴えば、円高・円安という為替の変動に左右されず、事業は堅実に収益を生み出すことができると知ります。

事実として、リーマンショック後の金融危機の中にあっても、ロイズ日本支社の経営は安定していたのです。

これを機に、大学時代から考えていた「理論を追求して利益を求める」という考え方を改め、金融も「実需」こそが重要であると考えるに至ります。この心境の変化がクラウドクレジットの創業につながるのです。

銀行設立の夢の挫折は新たな夢を追いかける始まり

実は杉山社長はクラウドクレジットを創業する前に、銀行を作ろうと考えていたのです。ところが銀行を作るためには100億円もの資金が必要であることが判明し、さすがにそれは無理だと知りました。

そんな折に友人に勧められてたまたま読んだ慎泰俊著「ソーシャルファイナンス革命~世界を変えるお金の集め方」という本でソーシャルレンディングの仕組みを知って、まさにこれだと感じます。彼が具体的な事業の構想を考え始めたのは、2012年の夏頃でした。

資金需要国をリサーチする中でペルーに行き着き、ペルー国籍の知人から当地の金融機関を紹介してもらうチャンスもあり、実際に現地に行って調査をしました。

クラウドクレジットの設立!

ビジネスチャンスを感じた杉山社長は2013年にクラウドクレジット株式会社を設立し、2014年6月にクラウドクレジット開業の運びとなります。

サービス名は群衆を意味する「クラウド」はインターネットを比喩する「クラウド」の響きと似ているので(英語のスペルは違います)、貸し付けるというイメージを持ちやすい「クレジット」を組み合わせて、クラウドクレジットとしました。

準備段階での最大の苦労は、第二種金融商品取引業者の登録でした。予想以上の時間が当局とのやり取りにかかってしまい、会社設立とサービス開始までのインターバルがそこそこ空いてしまうことになります。

クラウドクレジット杉山社長の投資哲学とは?

個人であっても、海の向こうで夢に向かう人達に投資できるチャンスを提供することがクラウドクレジットの優位性です。

リスクの分散が投資の生命線

クラウドクレジットで扱う海外の個人ローン案件は、1社ではなく複数の資金需要企業が対象になるため、リスク分散効果を持っています。

株式投資などの類いと違って、ソーシャルレンディングは比較的保全性の高い商品として見られるような風潮があります。

しかしながら、そもそも貸付という経済活動で永続的にデフォルト率がゼロというのはありえません。貸倒れが起きないことを約束してしまった途端に投資活動が窮屈になり、多様なファンドの提供が難しくなります。

デフォルトと向き合うことから始める

「デフォルトは起きない」のではなく「デフォルトは必ず起こる」前提で、果敢にリスクコントロールをしてゆく姿勢が不可欠だと杉山社長は主張しています。

例をとれば、15件のファンド件に投資し、2ファンドがそれぞれ20%と30%の元本割れを起こしたとします。これは15件を全体として考えれば3.3%です。他のファンドが平均4%以上の利益を出せば、全体ではプラスになるのです。

元本割れも想定した上で、ソーシャルレンディングを堅実でしかも複利で増える資産として捉えることが大切だと杉山社長は主張します。

杉山社長の野望とは?

従来は銀行やノンバンクなどの企業だけがローンを通じて経済発展に一役買ってきました。杉山社長の展望では、今後はソーシャルレンディングを通じて、企業だけではなく「個人」がローンに投資して、どんどん経済発展に貢献できるようになるということです。

お金の循環の仕組みを作る?

彼はクラウドクレジットの周到に考えられた仕組みを通じて、投資家の資産を増やしていくことはもちろんとして、社会の中で周りゆくお金が、より円滑によりスピーディに流れる循環を作りたいと切望しています。

それが社会の経済発展、ひいては個人個人が経済的な豊かさを享受し、心が、そして人生が満たされることを意味するからです。

社会貢献とセットになった意義深い投資を創造!

投資する個人の資金が、カメルーンやペルーなどの途上国が成長するために欠かせない資金として活用されるという社会的意義を杉山社長は強調し、投資ポートフォリオのひとつとして検討して欲しいと訴えます。

これを彼は社会インパクト投資と名付けて、クラウドクレジットのアイデンティティマスクとして標榜しています。

「個人が海外企業に投資できる世界へ」という、杉山社長の思いは極めて真摯な野望と言えるでしょう。

まとめ

クラウドクレジットの杉山社長について、生い立ちから金融との出会い、彼の経験から生まれた金融哲学などの側面から紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

どうして杉山社長があれほど真摯に、新興国向けのソーシャルレンディングに情熱を傾けるのか理由の一端を垣間見れた気がします。

クラウドクレジットの投資に参加しようかと考えている人は、ぜひ検討する際の参考にしてくださいね!

クラウドクレジットはこちらから

本ページの内容は掲載時点での情報であり、最新情報は必ず各公式サイトにてご確認をお願いいたします。